日本人の平均寿命は、最新のデータ(2024年)によると男性:約81.09歳 女性:約87.13歳 男女差:約6年(女性のほうが長い)
日本人女性の平均寿命のデータによると、私の自分の寿命はあと約20年という事になりますが、その期間には健康寿命という誰からも介護を必要とせず自分の力で暮らせる期間が含まれています。
平均寿命 − 健康寿命 = 介護や支援が必要な期間
日本では一般的に
- 男性:約72〜74歳
- 女性:約74〜77歳
が健康寿命の目安とされていて、平均寿命との差は約10年前後あります。
健康寿命が長いほど、自分らしい生活を送ることができ、医療費や介護などの社会的負担が軽くなります。
健康寿命はどのくらいまで伸ばせるのかというと、明確な上限はありませんが、日常生活の改善で延ばす事ができます。年齢にこだわるよりも、運動・食事・人付き合いを意識し、無理のない程度に続ける事が大切です。
健康寿命が長いと起こる良いこと5選
①誰にも頼らず、身の回りの事ができる

80を過ぎても元気に過ごしている人もいれば、医療や介護が必要な人もいます。中には健康を意識した生活習慣を続けて来た結果、実年齢よりも若くて元気だという方も!
私の両親の場合は、若いころから父は高血圧、母は慢性腎炎、60代半ば辺りから、二人とも腰部脊柱管狭窄症で整形外科へリハビリ通院。私が還暦を過ぎる頃には、父がアルツハイマー型認知症を発症し、慢性腎炎の母に代わり介護をすることになりました。
父の認知症の検査に付き添い診断結果を聞くと、海馬がかなり小さくなっていた事や、小さい脳梗塞の病変がいくつかあった事がわかりました。父は87歳で亡くなったので男性の平均寿命より長生きしたことになりますが、医療や介護に頼る事の多い老後だったので、長生きしたから良かったとは言い切れないような気がします。
健康寿命が注目され出したのは、2000年の介護保険制度がスタートから、2010年に国が健康政策の重要項目として健康寿命を強調した事がきっかけの一つで、この二十数年で広く知れ渡るようになりました。
現在、一般健診とは別に40歳以上を対象に生活習慣病健診が行われていますが、両方受ける事で健康寿命を延ばす為の大きな目安となっています。
②医療や介護への依存が減る
医療への依存とは病気やけが、慢性疾患などによる継続的な治療や管理が必要な場合です。
介護への依存とは、食事・排泄・入浴・移動などの日常生活を一人でできなくなり、介護者の支援が必要な場合です。
高齢になるとこの二つの依存度が上がり、自立が難しい上に家族の負担も大きくなります。
医療や介護に依存しないためにも健康寿命を少しでも長くすることが大切です。

身内が認知症など、介護を要する状態となった時…地域包括支援センターへ相談する事から始まります
- 地域包括支援センターで介護申請
- 認定調査の日を予約を入れる
- 予約日に調査員が自宅に来て当事者の要介護認定の検査を行う
- 1月以内くらいで認定の結果の案内が郵便で届く
- 担当地域のケアマネジャーに連絡をし、ケアプランを作ってもらう
- サービスの利用が開始
③家族への精神的・身体的負担が軽くなる

体に良いとされる習慣を1つでも続けていく事が健康寿命を延ばすのに効果的です。
父の介護は在宅で約1年半続きました。何年も在宅で介護されている方からすると、大した期間ではないと思います。ケアマネジャーさんや介護経験のある友達からアドバイスを受け、介護を始めた頃はできるだけ長く在宅で頑張ろうと意気込んでいました。
しかし、父の認知症はあっという間に進行して行きました。
徘徊や尿失禁で夜も眠れず、ある日の夜に父を起こしトイレ介助をする際、父はまるで重石のように動かず、やっと起こして立たせたかと思うと床にぺたりと座り込んでしまうのです。
さすがに私の手に負えないので寝ている夫を起こして手伝ってもらい、やっとの思いでトイレに連れて行きましたが、時計は深夜を回り静けさの中の格闘は辛く厳しいものでした。
このように介護には精神的・身体的負担が絶えません。自分が反対の立場に立って家族に迷惑をかける事を思うと、少しでも健康で在りたいと思います。
④医療や介護にかかるお金の負担が減る
健康な老後を送れたら、それだけで医療費や介護費用を抑えることができ、その分、好きな事にお金が使えるようになります。趣味や旅行、美味しい物を食べに出かけたり、勿論、子供やお孫さんたちの為にしてあげれることも沢山あります。
父の在宅介護時は要介護2の認定を受け、週2のディサービスや介護用品のレンタルにかかる費用は月約2万ほどで、負担軽減制度で上限を超えた分は返って来ました。施設利用料の他に、紙おむつなどの衛生用品は自己負担なのでトータルで約3.5万円ほどかかっています。
他にも防水シーツは介護保険適用外で2枚セットで2万円程。介護保険を使い、電動ベッド、設置型の手すり2つ、ベッドに取り付けるサイドテーブルをレンタルしましたが4点で1,500円弱ほど。またポータブルトイレは保険適用で自己負担3千円(1割負担の場合)で購入しました。
要介護4になり、在宅介護から特別養護老人ホームに入所しましたが、負担を軽くする制度を利用し、月約7万円ほどの利用料で済みましたが思った以上に年金額が少なかったので、オーバーした分を私が持ち出ししなくてはなりませんでした。ティッシュペーパーやマスクなどの一部衛生用品は持ち込み。おやつ代の他に散髪代が2か月に1回ほど請求されます。
老後を年金だけで暮らすのは、健康で医療や介護のお金が必要ない事が前提だという事が親の介護体験を通して良くわかりました。

⑤やる気や元気の源になる
身体の調子が良いと、やる気スイッチが入るように、心も体も軽やかな気分になります。健康はやる気・元気の源で老若男女問わず言える事でしょう!
健康寿命とはただ長生きする事ではなく、医療や介護に頼らす、健康で自立した、自分らしい生き方をする為の時間を延ばす事なのです。
その為にも運動や食事、社会との繋がりが大切だと言われています。

健康寿命を延ばす為のコツとは…
特に大切な3つの事
- 体を動かす
- 食事
- 人との繋がり

体を動かす
シニアの運動で注意する事は安全に、無理なく続ける事が大切です。そのうえで1番簡単にできるのはウォーキングです。1日に20分から30分の散歩を、できれば毎日行う事で足腰も鍛えられます。
時代とともにYouTubeやインスタグラムなどSNSを使いこなせるシニアも大勢いらっしゃって、年齢別に特化したストレッチやヨガ・ピラティスなど得られる情報も多種多様です。
マロ本当に便利な世の中だにゃ!でも昔ながらのラジオ体操なんてどうかにゃ?簡単だし体が覚えてるから馴染みやすいにゃ!



家事やお掃除も立派な運動です!家の中でも立つ、座る、移動する。他にも筋肉や関節を使う動きが自然とできます。これこそ、シニア世代に無理なく続けられそうですね…


食 事
- たんぱく質をしっかり摂る
- 栄養バランスを考える
- 食べやすい工夫をする
- 水分をしっかり摂る
- 楽しく食べる


人との繋がり
これは、シニアにとって特に大切です。人と話すだけで心がほぐれ気持ちも前向きなります。相談相手がいるだけで不安や孤独感が解消され、外に出るきっかけも増え結果的に運動量が多くなります。また会話する事により認知症の予防にも効果的です。



私は人付き合いが苦手な方で、一人の方がいいんだけど…



人付き合いが苦手な人という人は深く考えずに、広く浅く、気の合う人が1人でもいれば良しとするにゃ!
まとめ
大切なのは、平均寿命より健康寿命を延ばす事
健康寿命が長いと
- 誰にも頼らず、身の回りの事ができる
- 医療や介護への依存が減る
- 家族への精神的・身体的負担が軽くなる
- 医療や介護にかかるお金の負担が減る
- やる気や元気の源になる
健康寿命を延ばす為の習慣 体を動かす・栄養バランスのとれた食事・人と繋がること


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