60歳を過ぎても働く人が多い中、夫は62歳で退職、私は60でパートを介護退職。年金をもらうまでの生活は退職金や失業保険等で何とか凌いできました。その間、お互いが働くという手段もありましたが、夫は完全リタイアを希望。私はというと、ちょうどその頃、両親二人介護が重なり退職を余儀なくされました。
夫がようやく年金をもらえるようになると、どうにか生活も落ち着きはじめ年金の有難さを感じました。確かに「年金だけで暮らして行けるのか?」とか「この先、介護が必要となったらどうしよう!」という不安もありますが、節約や健康管理を心掛けて、年金だけでも楽しく暮らして行く術はいくつでもありそうです。
日本中の話題をさらった老後2千万円問題
以前、老後2千万円問題が日本中で話題になりました。
ネットや一部のメディアで老後2千万円どころか、それ以上の資産があっても老後破綻だとか、年金崩壊だとか不安をあおるデマ等が飛び交い「二千万円貯めないと老後は暮らして行けない」との受け止め方をする人が増えたのは確かです。
ではなぜ、2千万円だったのか…

モデルとなった世帯65歳以上の夫と60歳以上の妻の二人暮らし(無職) 老後の生活費26.4万/月 年金収入約21万/月 約5万/月30年間で2千万不足する
政府が認めたこの問題提起は、老後資金の準備が不十分な我が家にとってかなり衝撃でした。
良い方に捉えると老後まで先の長い世代は、資産形成や働き方や支出の見直し等を真剣に考えてライフプランを立直す事ができます。若いうちから老後の勉強をしておいても損はありません…
この老後2千万問題、あくまでも平均的なモデルケースで老後にかかる費用は年金だけで足りる人もいれば、全く足らないという人もいます。つまり簡潔に言ってしまうと人によりけりです。

年金受給額の平均は、夫婦2人世帯で 月20〜22万円程度。ここから住居費・光熱費・医療費などを引くと、食費に割けるのは6〜7万円が現実的な範囲です。また夫婦2人の食費は月平均7万6352円(2025年総務省調べ)となっています。
現実は年金だけで生活はできても趣味や旅行に行くなどの余裕はなさそうだし、物価高や少子高齢化等の不安要因もあり、正直「この先どうなるのだろう?」という気持ちです。
さらに国民年金だけという事になるとかなり厳しい老後が。今でこそ、年金で足りない分は普段から貯蓄や投資などして自助で補う世の中ですが…
昭和の時代は国民年金があれば、老後は安心して暮らせると思っている人が沢山いたし、私も結婚するまではそう思っていました。
私の両親に至っては、「早くもらっておかないと、死んだら一文ももらえない!」と国民年金を60で繰り上げ受給した結果、受給額が一生減額されることに。結局父は87歳まで長生きしたので後悔先に立たずと感じました。
繰り上げ受給は一生年金が減額され、長生きすると総受取額で不利になる可能があるのでよほどのことでない限り避けた方がよいと父から学びました。
マロ老後資金の大切さがわかるにゃ…



余裕の老後を迎えるためにも、ライフプランを立てる事が大切よね!
年金は毎年改定が行われている
2026年度の年金額
2026年度(令和8年度)は、物価や賃金の上昇を反映して年金額が引き上げられ、6月支給分(4月・5月分)から国民年金(基礎年金)1.9% 厚生年金(報酬比例部分)2.0% に引き上げられます。
モデルケースの年金額 (働き方によって実際は年金額も変わります)
| 国民年金 老齢基礎年金・満額 | 厚生年金 厚生年金約40年加入 | |
| 年金の額(月額) | 70,608円(2025年度より1,300円増) | 10万6,842円(2025年度より2,056円増) |
何を根拠に改定されてるの?
年金は物価や賃金の変動に合わせて毎年改定されます。ただし、物価や賃金が上がった分だけそのまま増えるわけではありません。年金の給付水準を将来にわたって維持するために、物価が上がっても伸びを少し抑えるマクロ経済スライドによる調整が行われるためです。
2026年度の改定率は2025年度の下記の指標をもとに決定されました。
- 物価変動率:3.2%
- 名目手取り賃金変動率:2.1%
- マクロ経済スライド(調整ブレーキ) :▲0.2%
マクロ経済スライドとは?
マクロ経済スライドとは国全体の経済の動き(景気・物価・失業)をグラフや図でわかり安くする事で、授業・研究発表・ビジネス分析などで使われます。
年金で言うマクロ経済スライドとは、少子高齢化でも年金制度を維持するための目的で2004年に導入されました。
本来なら、年金は物価が上がれば賃金が増えて上がる仕組みですが、現在の少子高齢化社会では年金を払う若者が減って来て、この制度では苦しくなっています。
年金は増やすけど、少しだけ増加を抑えるのに調整ブレーキをかけるのがマクロ経済スライドです。



難しいにゃあ…でもなんとなくわかった感じだにゃ!



そうよね!ただもらえるだけでは駄目よね!いろんな事を勉強して、知っておく必要ありだわ!
少数派でも年金だけで頑張る事にしました!
周りの友人知人達は大半が仕事をしているので、平日は会う事も少なくなり疎外感を感じる事もありますが、人付き合いが減った分自分の時間もできて自然体でいられるようになった感じです。
夫は元々、一人が好きなインドア派!一日パソコンを見て過ごしています。私もどちらかと言うと友達付き合いは苦手な方で、働いていた時はそれなりの人間関係を保っていたけど内心無理もしていたかなと感じていました。退職して人付き合いが減った今の方が断然、気が楽です。
老後は人との繋がりも大切ですが、過剰な人間関係は逆に疲れてきます。広く浅く一人でも気にかけてくれる人がいれば良しと自分の中で言い聞かせています。
問題は2千万の貯蓄なんてないし「年金暮らしだけで大丈夫?」って事!答えは「今のところは大丈夫」です。貯蓄もないどころか、まだ数年住宅ローンが残っています!
それでも暮らして行けてる! 人生はなんとかなる!です。
我が家のやりくり7か条
- 食費節約…激安スーパーを週1活用 ローコスト食材をうまく使いこなす。
- 光熱費の無駄を省く…食費の次に浮かせるのはここ。
- 健康維持の食生活と運動…安い食材でも工夫して美味しく健康に! ウォーキングや室内で軽い体操。
- 物を買わない、増やさない… 定期的に断捨離を!
- 手作り&セルフカット…手作りできるものはDYIする。美容院は行かずセルフカット
- お金のかからない趣味…私ガーデニング、夫、ユーチューブ
- 無駄な出費の見直しをする…サブスク、携帯料金


現役世代と同じ金銭感覚でいたら、それこそ老後破綻!と自分に言い聞かせています
節約生活のストレス解消法は?


たしかに節約ばかりしているとストレスもたまりがち。そんな時は趣味のガーデニングを満喫する事で解消します。月に1度はホームセンターや植物園を巡り,特価で植物の苗をゲットしてきます。
昨年はレモンとブドウの木を植えました。無事に実がつくかはこれからの手入れ次第…そんな期待感も生活に張りをもたらせていると感じています。また植物は多年草を選びます。1シーズンだけでは終わらず長い期間楽しめます。



おかあしゃんの庭「マロのお庭」って名前をつけてくれてるんにゃ!



お散歩好きなマロの為に頑張ってます。猫草も切らさないように植えてるのよ!
老後は医療費が大きな出費となる危機感と対策
いくら節約を頑張っても、健康を害したら元も子もありません。我が家のやりくり7か条にも掲げましたが、健康を維持するための食生活を運動はとても重要です。
平均寿命より健康寿命を延ばす事が大切だと本ブログのカテゴリー、健康でも綴っています。病気がちになると、当然危惧される医療費や介護費はシニアライフにとって大きな痛手です。


かと言って病気もケガもせずに寿命を全うするのはほんの一握りの人だけです。いざという時の為に年金生活者でも負担にならない、比較的安い掛け金で入れる保険に入っておくと安心です。今はシニア向けの保険がかなり充実しておりシンプルでわかり安い商品が多く見受けられます。ネットで申し込みできるとこも便利!
まとめ
- 老後2千万問題を振り返る
- 毎年改定される年金額、仕組みを知ることで経済状況を把握す
- 働かない老後の年金やりくり7か条
- 趣味を大切に!ストレスを貯めない生活を
- 年金生活者でもお財布に優しい医療保険






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